【すぐにできる!】猫のお留守番が寂しくならない方法7選!

こんにちは!

今日は、猫ちゃんが飼い主さんの不在中に寂しくならないための方法を7つご紹介します。

猫ちゃんがお留守番中でも快適に過ごせるように、具体的なアイデアを一緒に見ていきましょう!

また、番外編として、私の友達の獣医さんがおすすめしている方法もあげておきます。

どうして番外編にしたのかも話していますので、ぜひ最後までご覧くださいね。

▼動画で観たい方はこちらから❤️

目次
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1、飼い主さんの匂いのついたものを置く

「猫のお留守番が寂しくならない方法」として、飼い主さんの匂いがついたものを置くことは大変効果的です。

猫は嗅覚が非常に発達しており、飼い主さんの匂いを感じることで安心感を得ることができます。

これは、猫が飼い主さんとの絆を強く感じるためです。

科学的に見ると、猫の嗅覚は人間の嗅覚よりもはるかに敏感で、人間が約4000万の嗅覚細胞を持っているのに対し、猫はなんと2億もの嗅覚細胞を持っています。

猫は匂いを通じて環境を認識し、安心感を得ることが知られています。

飼い主さんの匂いがついた衣類やタオルを置くことで、猫は飼い主さんが近くにいると感じ、ストレスが軽減されます。

また、匂いは猫のフェロモンと同様に、リラックス効果をもたらすことが研究で示されています。

さらに、飼い主さんの匂いがついたものを置くことで、猫は自分のテリトリーが安全であると感じ、安心して過ごすことができます。

これにより、飼い主さんが不在の間も猫が寂しさを感じにくくなり、快適にお留守番をすることができます。

2、音楽やテレビをつけておく

猫は音に敏感で、音楽やテレビの音があることで安心感を得ることができます。

特に、クラシック音楽や自然の音は猫にリラックス効果をもたらすことが研究で示されています。

具体的な研究結果として、ルイジアナ州立大学の獣医学部で行われた研究では、猫専用の音楽を聴かせることで、猫のストレスレベルが低下することが確認されました。

この研究では、猫が獣医の診察を受けている際に、猫専用の音楽、クラシック音楽、無音の3つの条件で比較されました。

その結果、猫専用の音楽を聴いた猫は、他の条件に比べてストレススコアが明確に低かったことが報告されています。

猫専用の音楽とは、猫のリラクゼーションやストレス軽減を目的に作られた特別な音楽です。

これらの音楽は、猫の聴覚に特化しており、人間が聴く音楽とは異なる周波数やリズムを使用しています。

例えば、猫の喉のゴロゴロ音やリラックスしているときの心拍数に近いリズム、猫の声域に近い周波数などが取り入れられています。

これにより、猫はよりリラックスしやすくなります。

また、別の研究では、音楽が猫の心拍数を下げ、ストレスレベルを減少させることが示されています。

これらの研究は、音楽が猫の行動や生理的反応にポジティブな影響を与えることを示しており、特に分離不安やストレスを軽減するための有効な手段となり得ることを示唆しています。

さらに、音楽やテレビの音は猫の好奇心を刺激し、退屈を防ぐ効果もあります。

特に、鳥のさえずりや魚の泳ぐ映像など、猫が興味を持つ内容を流すことで、猫は楽しみながら過ごすことができます。

音楽やテレビの音があることで、外部の騒音を遮断し、猫がリラックスできる環境を整えることができるでしょう。

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3、キャットツリーやキャットタワーを用意する

キャットツリーやキャットタワーは、猫にとって遊び場や休息場所として機能し、精神的な刺激をもたらします。

科学的には、猫は高い場所を好む習性があり、キャットツリーやキャットタワーはその本能を満たすのに最適です。

高い場所に登ることで、猫は安全を感じ、ストレスを軽減することができます。

また、キャットタワーでの遊びは、猫の運動不足を解消し、健康を維持するのに役立ちます。

さらに、キャットツリーやキャットタワーは、猫が自分のテリトリーを広げる手助けをします。

広いテリトリーを持つことで、猫は自分の安全な場所が増え、ストレスが軽減されます。

猫は自分の匂いを広範囲にマーキングし、安心感を得ることができます。

これにより、猫は飼い主さんが不在の間も安心して過ごすことができ、寂しさを感じにくくなります。

キャットタワーに取り付けられたおもちゃや隠れ家も、猫の好奇心を刺激し、退屈を防ぐ効果があります。

ぜひキャットツリーやキャットタワーを用意して、猫ちゃんが楽しく過ごせる環境を作ってみてくださいね!

4、窓辺にベッドを置く

猫は自然光や外の景色を楽しむことが大好きで、窓辺はそのための絶好の場所です。

窓辺にベッドを置くことで、猫は外の世界を観察しながらリラックスすることができます。

科学的には、自然光を浴びることは猫のストレスを軽減し、全体的な幸福感を高める効果があります。

また、外の景色を眺めることは猫の好奇心を大いに刺激し、精神的な刺激をもたらします。

これにより、猫は退屈を感じにくくなり、飼い主さんが不在の間も楽しみながら過ごすことができます。

さらに、窓辺は通常、家の中でも暖かい場所の一つです。

猫は暖かい場所を好むため、窓辺にベッドを置くことで快適に過ごすことができます。

特に冬の寒い日には、窓から差し込む日差しが猫にとって心地よい暖かさをもたらします。

ただし、寒い日の窓辺は冷えることがあります。

その場合、窓辺に断熱シートやカーテンを使用することで、冷気を遮断し、暖かさを保つことができます。

また、ベッド自体を暖かい素材で作られたものにするか、毛布やクッションを追加して保温性を高めると良いでしょう。

さらに、電気毛布やペット用のヒーターを使用することで、ベッドを暖かく保つこともできます。

ちなみに我が家の猫ちゃんは、電気毛布の中で、ごろごろして至福の時間を過ごしています。

これらの工夫をすることで、寒い日でも窓辺にベッドを置くことが猫ちゃんにとって快適な環境となります。

猫は外の景色を楽しみながら、暖かい場所でリラックスすることができるでしょう。

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5、隠れられる場所を作る

猫は本能的に隠れることを好みます。

これは、野生の環境で捕食者から身を守るための行動が遺伝的に組み込まれているためです。

隠れられる場所を提供することで、猫は安心感を得て、ストレスを軽減することができます。

科学的に見ると、隠れ場所は猫のストレスホルモンであるコルチゾールのレベルを下げる効果があるとされています。

隠れ場所があることで、猫は自分のテリトリーを確保し、環境をコントロールできると感じるため、安心して過ごすことができます。

また、隠れ場所は猫がリラックスして休むための安全なスペースを提供し、健康にも良い影響を与えます。

さらに、隠れ場所は猫の好奇心を満たすための遊び場としても機能します。

例えば、キャットハウスや段ボール箱など、簡単に作れる隠れ場所を用意することで、猫は探検しながら楽しむことができます。

これにより、猫は退屈せず、飼い主さんが不在の間も快適に過ごすことができます。

6、ウェブカメラやペットカメラを設置する

猫のお留守番が寂しくならない方法として、ウェブカメラやペットカメラを設置するのは非常に効果的です。

まず、カメラを通じて飼い主さんが猫の様子を確認できるため、安心感が得られます。

特に、仕事中や外出先でもスマートフォンでリアルタイムに猫の姿を見られるのは、飼い主さんにとって大きな安心材料です。

また、猫にとっても飼い主さんの声や姿を感じられることはストレス軽減につながります。

科学的には、猫は飼い主さんの声や匂いに強く反応し、これが安心感を与えることが知られています。

ペットカメラにはマイクやスピーカーが内蔵されているものもあり、飼い主さんが声をかけることで猫が安心する効果があります。

さらに、猫の行動を観察することで、異常行動や健康状態の変化を早期に発見することができます。

このように、ウェブカメラやペットカメラを設置することで、飼い主さんと猫の双方にとって安心で快適な環境を整えることができます。

7、友達や家族に来てもらう

猫は社会的な生き物であり、人間との交流を楽しむことが多いです。

特に、飼い主さんが不在の時に信頼できる人が訪れることで、猫は安心感を得ることができます。

友達や家族が来られるような環境なのかは、人によって違うと思いますが、私の場合は、仕事で家を半日以上空けるときは、友達に家に来てもらって、猫ちゃんたちにごはんをあげたり、おもちゃで遊んだり、お外に出してあげてもらっています。

我が家の猫ちゃんたちは、お外で日光浴をするのが大好きなので、私が不在の時でも、楽しみながらリラックスして過ごせているようです。

医学的には、猫が孤独を感じるとストレスホルモンであるコルチゾールレベルが上昇し、健康に悪影響を及ぼすことがあります。

しかし、親しみのある友達や家族が訪れることで、猫は安心し、ストレスが軽減されることが科学的に証明されています。

また、猫は新しい刺激や遊びを楽しむことが大好きです。

友達や家族が来ることで、猫は遊び相手を得ることができ、精神的な刺激を受けることができます。

これにより、猫の精神的な健康が保たれ、退屈を感じることが少なくなります。

さらに、友達や家族が猫の世話をすることで、食事やトイレの管理も確実に行われ、猫の健康状態を維持することができます。

異常があればすぐに気づいて対処することも可能です。

このように、家族や友達に来てもらうことで、猫は安心感を得て、健康的で楽しい時間を過ごすことができるでしょう。

【番外編】ディフューザーやフェロモンスプレーを使う

番外編として、私の友達の獣医さんがお勧めしている方法をご紹介しましょう。

どうしてこの方法を番外編にしたのかというと、効果のある猫ちゃんとない猫ちゃんに、はっきり分かれるからだそうです。

フェロモンスプレーとはなんぞやと思う方もいるかもしれないので、説明させていただきますね。

フェロモンスプレーは猫のストレスを軽減するために開発された製品で、猫の頬から分泌されるフェイシャルフェロモンを模倣しています。

このフェロモンは、猫に安心感を与え、リラックスさせる効果があります。

科学的な研究結果によると、フェロモンスプレーを使用することで、猫のストレスホルモンであるコルチゾールのレベルが低下し、心拍数や血圧が安定することが確認されています。

また、ディフューザーを使うことで、部屋全体にフェロモンが広がり、猫が常にリラックスできる環境を作り出すことができます。

特に、新しい環境に慣れさせる際や、多頭飼いの家庭でのストレス軽減にも効果的です

このディフューザーは、私の友達の獣医さんがおすすめしていて、いろいろな猫ちゃんたちの問題を解決してきたそうです。

例えば、ある飼い主さんが、家に不在の時間が長くて、猫ちゃんに一人でお留守番させるのが可哀想だということで、もう1匹、猫ちゃんを迎えました。

すると先住猫ちゃんが、食欲や元気がなくなり、引きこもってしまったそうです。

おもちゃなどで一緒に遊ぼうとしても、隠れて出てこなくなってしまったのですが、ディフューザーを使ったところ、リラックスして食欲が戻り、新しい猫ちゃんと一緒にお留守番ができるようになったということです。

こういう例はたくさんあるのですが、効果がない猫ちゃんもいて、その獣医さんは「だいたい65%くらいの猫ちゃんに効果がある」と言っていました。

私が「えっ、65%の猫ちゃんにしか効果がないの?」と言うと、「65%の猫ちゃんに効果があるってすごくない?」って逆に言われてしまいました。

みなさんはこの数字、どのように感じたでしょうか?

ちなみに、我が家も新しい猫ちゃんをお迎えした時に、先住猫ちゃんが落ち着かなくなってしまって、ディフューザーがリラックスできていいというので使用してみましたが、我が家の猫ちゃんはなんと35%の「無反応組」でした。(汗)

なので、番外編にしましたが、効果のある猫ちゃんには、大きな助けになるようですので、猫ちゃんがストレスを感じているようならば、試してみてはいかがでしょうか。

使ったことがあるよという方は、ぜひコメント欄で教えてくださいね。

まとめ

以上、「猫ちゃんがお留守番中に寂しくならないための7つの方法」をご紹介いたしました。

いかがでしたか?

どれも簡単に実践できるものばかりなので、ぜひ試してみてくださいね。

猫ちゃんが安心して過ごせる環境を整えることで、飼い主さんとの絆もさらに深まることでしょう。

みなさんの猫ちゃんがどの方法で一番リラックスしているか、動画のコメント欄で教えていただけると嬉しいです。

また、他にもこんな方法があるよ!というアイデアがあれば、動画のコメント欄から、ぜひシェアしてくださいね。

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この記事を書いた人

イタリア・フィレンツェ在住のソプラノ歌手でエッセイスト。
フィレンツェ国立音楽院大学院オペラ科卒。
エルフキャットの姉妹、E.Tちゃんとグレムリンちゃんと一緒に暮らしています。

海外に暮らしながら、見えなくなっていた日本のかたちを言葉にしています。
日常の中の違和感や静けさ、伝えそびれた感情たち。
短いけれど、少しだけ“考えたくなる”エッセイを、フィレンツェからそっと届けています。

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